エレベーターのロープって、見たことありますか?
実は普通のエレベーターで使われているロープはだいたい2〜3本程度なんです。
「え、それだけであんな重たいカゴを支えてるの!?」
「どれだけ頑丈なワイヤーなの…?」
って思いますよね。
というわけで今回は、撤去したロープを実際に分解して、中身がどうなっているのか確かめてみました!
まずはロープを観察してみる
こちらがエレベーターのメインロープ。分解しやすいように短くカットしています。
近くで見ると、細いワイヤーが何本も巻き付いているのがわかりますね👀

断面を見てみると、真ん中にワイヤーじゃない何かがある…!?
これは一体何なのでしょうか。

外側のワイヤーを取ってみた!
さっそくワイヤーを1本ずつ解いていきます!

1本取れるたびに、ロープがとうもろこしの芯のような見た目に🌽

ワイヤーを全て解くことができました✨ 解いたワイヤーもまだ分解できそうです👀

ワイヤーが巻き付いていたものは、こちら。
実はロープの中心部には繊維でできた芯が入っているんです。

触ってみると、柔らかくて油でギトギト。
芯を繊維にすることで柔軟性を出したり、ロープに加わる衝撃や振動を吸収しているんです。
ロープの外側には摩擦やサビを防ぐための油が塗られていますが、芯の繊維にも油を染み込ませておくことで、内部からも油を補給できるようになっています。

さらにワイヤー1本を分解!
まだまだ分解しますよ😄
先ほど解いた外側の太いワイヤーを、さらに細かくほぐしていきます。

これがけっこう大変なんです💦 地道に解いていきましょう。


やっと全て解くことができました!

太さの違うワイヤーが混ざっているのがわかりました。

ロープはこんな構造になっている!
今回分解したロープの構造はこんな感じ。
9本の極細ワイヤーと10本の細いワイヤーをより合わせて1本の太いワイヤー(ストランド)にしています。

そしてそのストランドを8本、繊維の芯に巻き付けることで1本のロープにしているんですね!

分解してみて感じたこと
エレベーターのメインロープは想像以上に緻密で、ちゃんと理由のある構造になっていました。
強度・しなやかさ・振動吸収・摩擦やサビ防止のための油分保持…
全部を両立できるように、素材も構造も細かく工夫されていました✨
エレベーターは見た目以上に複雑で、奥が深いですね!👏


