前回、工事用の工具についてお話ししました。
今回は、メンテナンスの現場で欠かせない工具に注目してみましょう👀
ドライバー
まずはドライバー。ネジやビスを緩めたり締めたりするための工具です。

エレベーターには多くのネジやビスが使われているため、使用頻度の高い道具になります。


スパナ
続いてスパナです。ボルトやナットを緩めたり締めたりする際に使用します。

サイズの種類が多いため、どの大きさにも対応できるよう複数のスパナを持ち歩いています。
しっかり適合したサイズを選ぶことで、部品を傷めず安全に作業できます。

油さし
油さしです。中には潤滑油が入っており、レールなどに注油することで動きを滑らかにします。

また、適切な量を差すことで部品の摩耗を抑え、長持ちさせる効果があります。

ニッパーとペンチ
続いてニッパーとペンチです。みなさんはこちらの2つの違いを知っていますか?

ニッパーは銅線や鉄線などの線材を切断するための工具です。

一方、ペンチは線材を掴んで曲げたり切ったりする際に使います。

どちらも部品交換時によく使用する道具です。
用途が似ているようで役割が違うため、状況に合わせて使い分けることが大切です。
メジャー
メジャーは物の長さや距離を測るための工具です。

例えば、おもりと緩衝器の距離を測る際などに使用します。
エレベーターをおもりでつないでいるロープは年月とともに少しずつ伸びていくため、その伸び具合を確認するために距離を測定するのです。

敷居掃除道具
最後に紹介するこちらは、敷居を掃除するための道具です。

敷居はホコリや砂などのゴミが溜まりやすい場所です。
ゴミが蓄積すると扉の開閉に支障が出るため、定期的に掃除をおこないます。見落としがちな部分ですが、安全運転のためにはとても重要な作業です。

現場で欠かせない道具たちを見てきました。知っているとちょっと身近に感じませんか?
こうした道具のおかげで、私たちは安心してエレベーターを利用できるんですね✨



