エスカレーターをメンテナンス!【定期点検エスカレーター編】

保守点検

階数の多い建物に付いていて、エレベーターの他にみなさんが昇り降りするのを助けてくれるものってありますよね?そう、その名も エスカレーター です!

エスカレーター

会社名に「エレベータ」が入っている我々京都エレベータ㈱が、エレベーターのメンテナンス業者であることはみなさんご存じですよね?
・・・が、実はメンテナンスできるのは エレベーターだけではありません!!
昇降機と呼ばれる機械を専門にメンテナンスをおこなっています。
例えば先ほど名前を出したエスカレーター。こちらの点検もやっているんです🧑‍🔧✨

点検してるよ

エスカレーターをどうやって点検しているのか、全然想像つかないですよね🤔
今回はなんと、エレベーターではなく エスカレーターの点検風景 をお見せしちゃいます!
とってもレア映像なので、これは必見ですよ!👀

駅などでたまに見かけるエスカレーターの点検。どんなことをやっているのか?

エスカレーターってどんな構造?

点検の様子を見る前に、エスカレーターの構造を知っておきましょう。
エスカレーターは下の階から上の階までベルトで繋がっています。そのベルトの上にはみなさんが乗る場所(以下「ステップ」という)がくっついているんです。
ベルトがが回転することにより、ステップも動いていきます。
イメージとしては、回転ずしのレーンが横ではなく縦についているような感じですね🤔

エスカレーターの点検

では作業の様子を見ていきましょう🕵️

① 下の階の乗場を開ける

まず始めに、エスカレーターの下の階の乗場を開けていきます。

開けるよ

ここって開くんですね!驚きです。中はどんな感じになっているのでしょうか。

開いたよ
どんな感じ?

機器がぎっしり詰まっているのかと思いきや、中は案外空洞なんですね🧐

中身1
中身2
中身3

② ステップを外す

ステップを1つベルトから外します。ステップは前を2か所固定してあるので、それを外すと取れるんです。

ステップ1
ステップ2
ステップ2

外したところから中が見えました。暗くて見えにくいですが、ステップが固定されていた軸や車輪が見えますね👀

中身1
中身2

ところで、なぜステップを1つだけ外したのでしょうか。

みなさんはその理由がわかりますか?

 

 

 

 

 

 

 

 

その理由は、エスカレーターの中を点検するためです。
この状態でエスカレーターを手動で動かしていくと、そこからエスカレーターの中を見ることができるんです。

点検1
点検2

点検し終えたらステップを再度取り付けて元通りにします。

かたづけ1
かたづけ2

③ 上の階の乗場を開ける

次は上の階を点検します。上の階でも乗り場を開けていきます。

上の階開ける

おや?先ほどとは違って何やら機器が入っていますね。

中身

この機器の正体は、制御盤とモーターです。ここでエスカレーターを運転・制御しているんですね。

④ 制御盤を取り出す

制御盤は取り出せるようになっているので、引き上げます。

制御盤出す
制御盤

⑤ モーターの点検

モーターのベルトの張りや亀裂が無いかチェックします。

モーター1
モーター2

⑥ 給油機に油を補充

給油機に油を補充します。この油があることで、エスカレーターがスムーズに動くんです。

給油

最後に安全装置をチェックします。
エスカレーターにはエレベーターと同様、安全装置がたくさんついており、挟まれや巻き込まれがあった際に緊急停止ができるようになっています。

安全装置1
安全装置2

これでエスカレーターのメンテナンスは終了です。

いかがだったでしょうか。
エスカレーターの中がこんな風になっているとは・・・!
Youtubeでは実際に動いている様子が見れちゃいます。なかなか貴重な映像なので、そちらもぜひご覧くださいね🤗


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