エレベーターには寿命があることを知っていますか?
⚫︎国税庁が定めた法定対応年数は17年。
⚫︎建築物維持保全協会のライフサイクルコスト(LCC)評価指針では、機械設備などの物理的・経済的な計画耐用年数を25年としています。
⚫︎また、大手メーカーでも25年以上経過した機種から部品供給を終了するケースが多く見られます。
こうしたことから、安全に使い続けるためには、竣工から20~25年を目安にエレベーターを更新する「リニューアル工事」が必要になってきます。
リニューアル工事とは、エレベーターのかごや扉などの構造部分はそのまま活かしつつ、制御盤・巻上機・ロープなどの駆動部分を新しいものに交換する工事 のこと。
内部のシステムを最新化することで、安全性・快適性・省エネ性能を高めることができます。
【30秒ショートMOVIE】エレベーターリニューアル工事 開始~完成まで
実際の現場の様子は、以前のブログで密着取材しています!👇記事はこちら👇



密着!ロープ式リニューアル工事【前編】
多くのエレベーターは設置から30年程度経過すると、製造メーカーから部品供給停止の発表がされます。その場合、既存のエレベーターを全て撤去して新しいものを設置する方法もありますが費用が高額になるので、使える部品はそのまま使用するリニューアル工事というやり方が一般的に行われています。今回は、古いエレベーターのリニューアルに密着しどういった流れで工事が行われているのかを前編・後編の動画でまとめています。
各工程を詳しく、記載させて頂いているので、動画と併せて見ていただけると、よりイメージが付きやすいと思います。

密着! ロープ式リニューアル工事 【後編】
多くのエレベーターは設置から30年程度経過すると、製造メーカーから部品供給停止の発表がされます。その場合、既存のエレベーターを全て撤去して新しいものを設置する方法もありますが費用が高額になるので、使える部品はそのまま使用するリニューアル工事というやり方が一般的に行われています。今回は、古いエレベーターのリニューアルに密着しどういった流れで工事が行われているのかを前編・後編の動画でまとめています。
リニューアル工事では、エレベーターの駆動部分を交換するため、利用時の見た目はほとんど変わりません。
「見た目も綺麗にして、まるで新しいエレベーターに生まれ変わったようにしたい!」という場合は、内装の化粧シートや床材を新しくする意匠工事を合わせて行うのがオススメです。
【30秒ショートMOVIE】エレベーター内装工事編 #shorts
実際の施工例は、以前のブログで密着取材しています!👇記事はこちら👇


エレベーターの内装が生まれ変わるまで
エレベーターの見た目が古くなってきて、汚れが目立ってきたなと思ったら内装を新しくする時期です。擦れたシートや剥げた塗装面は建物のイメージを悪くしてしまいます。エレベーターの中は密閉空間なのできるだけ明るい雰囲気にしたいですよね。今回は、そんなエレベーターの内装工事を実際の施工作業とあわせて紹介させて頂きます。
リニューアル工事で中身を新しくし、意匠工事で見た目もリフレッシュすることで、安全性・快適性・デザイン性をまとめてアップデートできます。
長く安全にエレベーターを使い続けるための大切な工事なので、エレベーターが何年使われているか今一度確認してみてくださいね!


