みなさんは、よく利用したり管理しているエレベーターが竣工からどのくらい経っているか知っていますか❓🤔
多くのエレベーターは、建物が造られた当時に設置されています。建物が20年以上経っていると、エレベーターも同じだけ時が経っているということですね😮
エレベーターは機械なので、いつまでも使えるわけではありません。
人が安全に利用できる期間はだいたい決まっています。
今回は、寿命を迎えるエレベーターを今後も長く使うための工事、
「撤去・新設工事」と「リニューアル工事」についてそれぞれご紹介していきましょう。
エレベーターの寿命と更新時期
前述したように、エレベーターには寿命があります。みなさんは何年ぐらいだと思いますか?
エレベーターには以下のような特徴があります。
・建築物維持保全協会がライフサイクルコスト(LCC)評価指針で示した機械設備などの
物理的・経済的に使用可能な計画耐用年数は25年。
・大手製造メーカーは25年以上経った機種から部品供給停止の案内をおこなう。
竣工から20~25年経つエレベーターはそろそろ換え時だということですね!
エレベーターは「撤去・新設工事」もしくは「リニューアル工事」をおこなうことで、また同じように長く使えるようになります。ではこの2通りの工事についてご説明しましょう。
撤去・新設工事とは?
新設工事とは、1からエレベーターを組み立てていく工事です。エレベーターが走行する空間にエレベーターが走るレールを取り付け、私たちが乗るかごを組み立てていきます。
もし古いエレベーターが付いているのであれば、それらすべての物を撤去してから新しいエレベーターを導入するので、併せて「撤去・新設工事」と呼ぶんですよ😛
リニューアル工事とは?
「リニューアル工事」とは、今ついているエレベーターの使えるところは残して、換える必要のある部分だけを交換する工事です👷
エレベーターの制御盤、ロープ、各スイッチ類や配線、乗り場とエレベーター内の操作盤など、主に制御に関わる部品を交換していきます。
「撤去・新設工事」のように最新のものに生まれ変わるわけではありませんが、以前と同じように使用することができます。
エレベーター撤去・新設工事のメリットとデメリット
メリット
「撤去・新設工事」のメリットは、最新のエレベーターに生まれ変わる点です。
見た目が変わるので雰囲気がガラッと変わります。機材も一式最新の状態になるので、性能が向上し乗り心地が良くなります😊✨
デメリット
「撤去・新設工事」は今までついていた古いエレベーターを撤去して空になった昇降路の中に新しくエレベーターを組み立てるので、費用が高額になってしまいます💰
また、大掛かりな工事のため、工事期間も1ヶ月以上かかってきます。
エレベーターが1台しかない場合、その間は階段を使うことになるので利用者も大変です🏃💦
エレベーターのリニューアル工事のメリットとデメリット
メリット
「リニューアル工事」は「撤去・新設」に比べ工事する部分が少ないので、費用と工事日数を抑えることができます😚👍
工事日数はプランによって前後しますが、おおむね1週間程度で終えることができます!!
デメリット
一式入れ替えるわけではないので、性能の向上はあまり期待できません😟
あくまでも、以前のように不便なく使うという点に重きを置くので、部品を新しくしたことで多少の良い変化は見受けられるかもしれませんがその程度なんです💧
また、扉やかごは既存の物をそのまま流用するので、見た目に変化がほとんどありません。
せっかく工事をしたのに新しくなった!という実感が沸かないのはちょっと嫌ですよね😥
ですが!!!
弊社ではリニューアル工事で新品さを感じたいという要望をお持ちの方々のために、
意匠工事付きのプランをご用意しています✨
扉やかご内の側面に化粧フィルムを貼ることで、まるで新しいエレベーターに生まれ変わったかのように綺麗になります。合わせて吊り天井もやっていただくと、全方面が新品のようになるんですよ♪
最後に
「撤去・新設工事」と「リニューアル工事」には、どちらにもメリットとデメリットがあります。
今後のことを考えてお金と日数をかけて新設工事をするべきなのか、また同じように長く使うためだけのリニューアル工事でいいのか…🧐
建物の現状や今後建物をどうしていきたいかを踏まえたうえで考えると良いでしょう。
困ったときにはいつでも相談に乗りますのでお気軽にお問い合わせください!