エレベーターリニューアル工事に関する10の質問

お役立ち情報

竣工から30年くらい経過した建物を所有されているオーナー様は、設備関連で何かと回収費用がかさむ時期だと思います。

その中でもエレベーターは、30年くらい経過すると製造メーカーから、部品供給停止の案内が出てきてリニューアル工事の検討が必要な時期でもあります。

今回は、そんなエレベーターのリニューアルに関してよくある10の質問として、10個の質問にお答えして行きます。

動画はこちら▼
エレベーターリニューアル工事に関する10の質問(前編)

エレベーターリニューアル工事に関する10の質問【前編】ペンギンVer

エレベーターリニューアル工事に関する10の質問(後編)

エレベーターリニューアル工事に関する10の質問(後編)※ペンギンVer

Q1 リニューアル工事しないとどうなりますか?

A リニューアル工事をしないと、エレベーターが止まった際にすぐに復旧が出来なくなる可能性が高くなってしまいます。

エレベーターが設置されてだいたい30年くらい経過すると、製造メーカーから部品供給停止の案内が来ます。
そのような理由で、部品の生産が終了してしまうと、故障した際に修理が困難になってしまいます。
具体的には復旧に時間がかかったり、最悪の場合は、修理自体が出来なくなることも考えられます。

Q2 製造メーカーから部品供給停止のお知らせがきたが、工事をしないといけないのですか?

A 先程答えと同じような回答になりますが、リニューアル工事を先延ばしにしても、いずれしないといけないものになります。
製造メーカーも、30年以上前の古い基板などの古い部品を、作り続けるというのは困難な為です。
部品供給停止の案内が来れば、部品供給停止の期日がいつになっているのかを、ご確認頂いてそれまでにリニューアル工事の検討を頂く事をおすすめします。

メンテナンスをする立場からしても、部品がなくなってしまうと修理をすることが困難場面が想定されます。

Q3 製造メーカー以外でもリニューアル工事できますか?

A 意外と製造メーカーでしかリニューアル工事が出来ないと思っている建物のオーナー様も多いです。
しかし我々のような独立系と呼ばれる会社でも、エレベーターのリニューアル工事は出来ます。
リニューアル工事自体は、簡単な工事ではないので費用もかかりますし施工を検討された際は、今ついている製造メーカーと独立系の会社のリニューアル工事の見積もりを取ることをおすすめします。

Q4 独立系でリニューアル工事した場合の保証はどうなりますか?

A リニューアル工事をするといった場合は、全ての部品を交換するわけではなく、今後20~30年使い続けられるように必要な部品の交換を提案する場合がほとんどです。
京都エレベータでリニューアル工事を施工して頂いた場合は、リニューアル工事後のエレベーターは、京都エレベーター製のエレベーターで、製造業者として責任を持って対応をさせて頂いています。

Q5 独立系でリニューアル工事した場合の安全性はどうですか?

A 京都エレベータでは、国土交通省からエレベーターの新設製造認可も請けております。
そういう意味で、リニューアル工事のエレベーターの安全性という面においても担保されているのではないかと考えています。
制御盤は、自社でプログラムを組み、製造も自社の工場で組み立てを行っております。
独立系でリニューアル工事をすると多くの場合、他社から制御盤を購入して設置だけ行うといった会社が多い実情があります。
京都エレベータでリニューアル工事を実施頂いた場合は、そういったところも安心頂ける部分と思います。

Q6 リニューアルの工事期間はどれくらい必要ですか?

A 機種や工事プランによっても変わってきますが、京都エレベータの場合は、概ね1週間程度でリニューアル工事が可能です。
内装工事をして、見た目も一緒に綺麗にする場合は、追加で3日間程度頂戴できれば、工事が施工可能です。

Q7 独立系でリニューアル工事するメリット・デメリットはありますか?

メリットは、京都エレベータでリニューアル工事する場合は、国産メーカーの汎用部品を選定いして使用しているので、以前よりも部品交換の費用が安くなるのが一番のメリットと思いま。
その他にも、自社で現場に合わせてオーダーメイドで製造を行っていますので、細かなオプションにも対応がで出来ます。

デメリットをあげるとすると、京都エレベータでリニューアル工事をすると、既存の製造メーカーで作ったエレベーターから、京都エレベータ製に変わるります。
建物によっては、工事を施工する同意が得られにくい場合がある事があげられます。

Q8 メーカーから油圧式はリニューアル工事できないと聞いたけどできますか?

製造メーカーによっては、油圧式のエレベーターの場合、撤去・新設しか方法がないメーカーもあります。
しかし京都エレベータでは、油圧式から油圧式のエレベーターへリニューアル工事をすることも可能です。
撤去新設すると、全ての部品を交換するので、工事期間が1ヶ月程度必要であったり、工事費用が高額になったりといった事がデメリットとしてあげられます。

京都エレベータでは、国土交通省からエレベーターの新設製造認可も取っているので、油圧式のエレベーターを撤去・新設することも可能です。

油圧式エレベーターをリニューアル工事するか、撤去新設するかなど、メリットとデメリットを理解して頂いたうえで、最適のプランをご提案させて頂けます。

Q9 リニューアル工事後のランニングコストはどうですか?

A リニューアル後のランニングコストに関しては、仮に今POG契約されている方でも、リニューアル工事後は、安価に部品代が込のFM契約に変更も可能です。
そのままPOG契約でメンテナンスを続けて行くことも可能です。
京都エレベータでは、長期的に見るとFM契約への変更をおすすめしています。

Q10 おすすめのリニューアル工事のオプションはありますか?

A おすすめの工事オプションは色々とあります。
■建物の既存不適格を取り除く工事オプション
・戸開走行保護装置
・地震時着床装置
・耐震対策

■内装をきれいにする工事オプション
・天井照明交換
・LED化
・かご内・乗場 シート貼り

■最新オプション
・非接触ボタン
・音声コマンドを用いた操作

といった感じで色々オプションをご用意しています。


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