エレベーターの扉に挟まらない!ビームドアセンサー取り付け

お役立ち情報

みなさんは、触れる前に扉が反転するエレベーターに出会ったことがありますか?

エレベーターにはセフティーシューという銀色のバーが付いており、そのバーに物や身体があたると扉が反転します。
セフティーシューは安全装置の一種で、扉に挟まって怪我をするのを防いでくれます。

セーフティーシュー1
セーフティーシュー2
セーフティーシュー3

セフティーシューに加え、センサーが反応すると扉が反転するという ビームドアセンサー というものがあります。この機能は最新のエレベーターに搭載されていますが、それ以前の古いエレベーターにも取り付けることができるんです。
今回は ビームドアセンサー を既存のエレベーターに取り付けてみました!
どんな扉に生まれ変わるのでしょうか🤗早速見ていきましょう!

ビームドアセンサー1
セーフティーシュー2

エレベーターの扉にはもう挟まらない!? セフティーシュー交換

① 既存のセフティーシューを外す

既に扉に付いているセフティーシューを外していきます。

外す1
外す2
外す3

② ビームドアセンサーを付ける

セフティーシューが取り出せたら、セフティーシューがあった箇所にビームドアセンサーを設置します。
今回取り付けるビームドアセンサーはこちら👇

ビームドアセンサー

銀色から黒色に変わります!楽しみですね😄では取り付けていきましょう。

付ける1
付ける2

上からはめ込むような形で取り付けていきます。

付ける3
付ける4
付ける5
付ける6

取り付けられたら、調整をしていきます。
ねじで何箇所か固定します。バーが斜めっていないか、正しく動くか確認しながら調整します。

調整1
調整2
調整3

③ 配線

バーが取り付けられたら配線をします。
バーから伸びた線は、扉の開閉を制御しているカゴの上の制御盤に繋げます。

配線1
配線2
配線3
配線4
配線5

線がたくさんありますね👀間違えて変なところに取り付けないよう、慎重に配線します。

配線6
配線7
配線8
配線9

④ 配線の確認

無事に配線が済んだら、配線が他の物に干渉しないかエレベーターを動かして確認します。
このようにカゴの上から塔内を確認します。

干渉1
干渉2

⑤ 動作確認

最後にセンサーが正しく反応しているか確認します。

確認

扉に触れなくても扉が閉まって来ないようになりました!✨

確認1
確認2
確認3
確認4

セフティーシューは無くなったの?

銀色のセフティーシューを取ってしまいましたが、センサーだけで大丈夫なの?と思っている方がおられるかもしれません。

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そうなんです。センサーが反応しなくなってしまったら、扉に挟まってしまいますよね💦
でもご安心ください。そんなことにならないよう、ビームドアセンサーにはセフティーシューの機能も備えられています!

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メリットは?

ビームドアセンサーのメリットは、セフティーシューにあたらなくても扉が反転するという点です。例えば台車やベビーカーを押しながら乗り込む際に、扉が閉まってきたら危ないですよね😨
扉にあたらないようにするためには、セフティーシューを抑え続けたり、ボタンを押しながら乗り込むしか方法はありません。

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ビームドアセンサーがあると、エレベーターに乗り降りする間はセンサーで感知しているので扉が閉まって来ません!これは安全ですね✨

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いかがだったでしょうか。
セフティーシューに加え、センサーで感知することでより安全にエレベーターを利用することができますね!
みなさんの身近にあるエレベーターにもビームドアセンサーを検討してみてください🙃


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